日々の学び

【読書記録】本を読む人はうまくいく

yamanami1023

今回、長倉 顕太さんの「本を読む人はうまくいく」を読んで私が学んだこと、そしてこれからやっていくと決意したことを紹介します。


とても学びの多い一冊でした。未読の方は、ぜひ手に取ってみてください。

現代人の頭の良さ

AIやコンピューターが進化した今、『頭の良さ』は従来の“学校でテストの点を取る力”とは少し違う意味合いを帯びています。

現代人の頭の良さは、「環境適応能力」と「長い人間関係を作る能力」です。

現代人の頭の良さ①「環境適応能力」

めまぐるしく変化する現代では、新たな情報や技術を積極的に取り込み、自分自身をアップデートしていくことができる人こそが、「頭がいい人」と言えます。

本とは追体験の宝庫です。
歴史書を読めば武将の、ビジネス書を読めば起業家の、SF小説を読めば未来を想像した新しいテクノロジー、これらを自分ごととして追体験できます。

その結果、多種多様な世界観と価値観を感じることができます。

そして重要なのは「読書→行動」のアウトプット

読書で学んだことを実際に行動に落とし込むことで、様々な実体験が増え、

  1. 視野が広がる
  2. 判断力が養われる
  3. リーダーシップが身につく

つまり、環境適応能力が身についていくのです。

現代人の頭の良さ②「長い人間関係を作る能力」

深く狭い人間関係も大切ですが、現代人には、広く浅く長い人間関係の方が、より有効です。

その理由は以下の通りです。

  1. ダメージが最小限
    1つのコミュニティがなくなっても、他のコミュニティがある
  2. 予想もしていなかった良い機会に恵まれる
  3. 社会的信用が広まり、出会いが生まれる
    「あの人に聞けば何でもわかる」
  4. 物事を多角的に見る力が養われる
  5. 現代のトレンドや変化への感度が高まる

読書を通して広く浅い知識を身につけておくと、どんな話題や相談にも乗れる、また、情報のハブとなる価値があります。

すべての本のすべての中身を理解し、覚えておく必要はなく、会話のきっかけになれば、そこから交流が生まれます。

読書をすれば、様々な分野の基本的な「言語」や「考え方」を理解し、異なる世界を行き来できるようになります

考えたこと、学んだこと

今まで、読書をしても知識が増えていないのは、
すべてを理解しようとしていたからでした

本は、比較的読んでいると思っていましたが、全然内容を覚えていない、人に説明できないと感じていました。

人に伝える際も、全体を理解し、要約して伝えるのがよいことだと、信じていました。

しかし、その必要はなく、広く浅く、一部、自分の心に残ったところだけでよい、と思うと気が楽になりました。

本への向き合い方を、少し改めたいと思いました

これまでの読書では、本のタイトルだけなんとなくで覚え、著者名はたいてい答えられませんでした。

なので、「この人はこういう考え方をするんだ」という理解もなく、追体験が不十分だったんだと思います。

まずは本のタイトルと著者名を口に出せるようにする。そこから『どんな本か』を短く説明できるようにします。

これから日常に組み入れること

本を読んで、人に紹介するつもりでアウトプットする

私が今回の本を読んで思ったのは、
「本を人との交流に役立てたい!」でした。

広い知識を身につけ、いろんな人と、いろんな話題のきっかけを作り、縁を広げていく。

本をその手段にしたいと思いました。

そのために私がすることは、以下をアウトプットします。

  • 誰が書いたどんな本を読んだか。
  • 私が新しく知ったことはなにか。
  • その本で私が一番感銘を受けた、心に残ったところはどこか(多くても3つ)。
  • 私は何を感じたのか。

すべてを理解しようとせず、“人に話せる範囲”の知識を増やしていく。

そう気持ちを決めた1冊でした。

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ABOUT ME
なみ(やまなみ)
なみ(やまなみ)
福岡県生まれ。関西在住。日々の学びや体験をアウトプットするためにブログを始める。自分が何をしたいのか模索中の日々。
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