キャッシュフローゲーム体験会参加での学び

Instagramでフォローしているゆうこさんに誘っていただき、関西イノベーターズさん主催の「人生を変えるキャッシュフローゲーム体験会」に参加してきました。
お金の勉強はコツコツしているつもりでしたが、ゲームで実際に体験してみたことで「最初は行動する大切さ」「収入を増やしても支出を増やさないこと」「お金があれば人を助けられること」など、多くの学びがありました。
そのリアルな気付きと体験をシェアします!
キャッシュフローゲームとは?
プレイヤーは「ラットレース」と呼ばれる日常の経済活動を模した盤上で、給与収入と支出を管理しながら、不動産や株式などの投資を通じて資産を増やしていきます。
「ラットレース」とは、給料に頼り生活費やローンに追われる状態を指し、ここから「ファーストトラック」という経済的自由を得た人だけが進めるエリアに抜け出すことを目指します。
ゲームを通して、毎月のキャッシュフロー表を使いながら「収入・支出・負債・資産」の関係を記録していくため、お金の流れをリアルにシミュレーションでき、経済的自立に必要な考え方が身についていきます。
現在は販売されておらず、メルカリなどで高値で売買されている、貴重なボードゲームです。

サイコロを振り、すごろく形式でラットレースをぐるぐる回ります。
ラットレースでは、以下のマス目があり、それぞれ行動を行います。
Small Deal / Big Dealのどちらかのカードを引きます。
チャンスと思えば投資できますし、見送ることも可能です。見送った場合、不動産であれば他のプレイヤーに紹介して、購入してもらえれば紹介料をもらえます。
- Small Deal(小さな取引)カード
少額資金でも投資できる物件やビジネスなど、小規模で現実的なチャンスが描かれています。資産形成の基礎になるカードです。 - Big Deal(大きな取引)カード
大きな資金が必要ですが、成功すれば一気にキャッシュフローを増やせる大規模投資案件です。大きく資産を伸ばすチャンス!
- Market(マーケット)カード
不動産価格の変動や株価の上下など、市場環境の変化を知らせるカードです。タイミングを見極める大切さを学べます。
- Doodad(ドゥーダッド)カード
臨時の支出(高級時計、旅行、修理費など)が発生し、キャッシュフローを圧迫します。消費の影響を体感できます。
給料日です。通過すると収入と支出の差し引きでキャッシュフローを得ます。自分で「Paycheck」と宣言する必要があります。
当日の進行
最初に会の趣旨や概要の説明、自己紹介をしてゲーム説明を受け、スタート!
自己紹介では「100万ドル(約1.5億円)の定期的な収入があったら何をする?」という夢を発表し、それを付箋に書いて「ファーストトラック」のマス目に貼りました。
マスに止まると夢が叶う!という目標の一つになります。
1つのボードにプレイヤー4人と銀行役1人でプレーしました。
最初に職業を選び、職業によって給料・貯蓄・支出・ローンが決まります。
夢は自己紹介で発表しましたが、第一ゴールは「不労所得」(配当金や不動産、ビジネスからのキャッシュフロー)が支出を超えること、つまりラットレースを抜け出すことです。
人生には限りがあり、1ターム30分くらいで、20代、30代、40代…と時間が進んでいきます。
14時から17時までゲームを進めた後は、振り返りのお話会をしました。参加者の方が作った絶品シフォンケーキを食べながら、学びや気付きをシェアしました。
ゲーム結果
最初はお給料だけの状態で、Small Dealでコツコツと積み上げてお金を増やしました。
他のプレイヤーも同じ状況でしたが、隣でプレーしていたゆうこさんが自分がSmall Dealで引き当てて購入した物件が高値で売れるMarketカードを引き、一気にお金持ちになりました!
その後はBig Dealを引きまくり、開始30分でクリア。ラットレースから抜け出せることに。
早すぎる…!
その後はそのままラットレースに残ることも、ファーストトラックに出ることもできるという選択肢がありましたが、ラットレースに残る選択をされました。
Big Dealを引いて自分や他人の収入を増やしながら、他のプレーヤーをサポートし、経済を回していきました。
他のプレーヤーが手が届きそうな物件は破格の安い手数料で紹介し、他のプレーヤーの資産を増やす。
他のプレーヤーが頑張っても購入できない物件やビジネスは、自分で購入し、自分のキャッシュフローをプラスにする。
そのおかげで、2人目は1時間くらい(40代)でゴール、私も16時くらい(60代)でゴールしました。
最後は残りの一人をゴールさせようと全員で協力。Big DealやSmall Dealを引き、最後の30分(70代)にはゆうこさんと一緒にファーストトラックへ!
ファーストトラックでは10,000ドル単位の大きな取引が日常になり、規模が大きくなる楽しさを味わえました。
学び
今回のゲームでは、ざっくりとしたお金の流れを学んだのですが、以下の点が学びでした。
とにかく最初は行動する
今回、最初はSmall Dealしかできない、でもそのSamll Dealが何かのタイミングで大きく化ける、というのが肝となりました。
Small Dealでも挑戦することで、タイミング次第で大きく化ける可能性を実感しました。
現実世界でも自分から+になる行動や情報を取りにいく姿勢が大切だと学びました。
お金があれば社会貢献できる
Big Dealで自分の収入を増やしながら、他の人の収入も増やせる経験を通じて、お金があることで社会貢献の幅が広がると感じました。
収入を増やしても支出を増やさない
私は60代でゴールしましたが、支出を抑えられたことが大きかったです。
ゲーム上、Doodadカードで散財はしても基本支出は変わりませんでした。
現実では収入が増えると支出も増えがちなので、倹約の大切さを痛感しました。
自分だけお金があっても楽しくない
ファーストトラックで自由を感じる一方、一人で進むのは寂しいだろうな、と感じました。
お金は目的ではなく手段であり、大切なのは人と一緒に楽しむことだと強く思いました。
おまけ
参加者の方がご用意してくださったシフォンケーキ、本当においしかったです。
米粉を使ったノンオイルシフォンケーキで、ふわっふわで優しい味でした。
淡路島のみちのえきで売っており、時期によっては三宮でも売っているそうです。
オンラインでも購入可能ですが、送料がかかるということですので、
淡路島に行くことがある方は是非🧁✨️

まとめ
今回のキャッシュフローゲームは遊びながらお金の流れを学ぶことができる貴重な体験でした。
「何はともあれ、お金を増やすことの大切さ」を改めて感じました。
「日本は世界一夢を叶えられる環境だけど、日本人は世界一夢を持たない」
主催者さんが最後に仰っていた言葉です。
今の物価高を感じ、旅行はちょっとした贅沢だし、外食も高いし、、とお金に対して不安になることはたくさんありますが、
自分の子どもが大人になることがわくわくするように、お金を増やす教育、マネーリテラシーはしっかり教えていきたいと思います。
この活動に興味がある方は、関西イノベーターズさんのInstagramを覗いてみてください。
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