【読書記録】毎日ご機嫌な「わたし」をつくる47のポジティブ習慣

「いまさらチャンネル」のはるなさんで知られる中山晴菜さんの本、「毎日ご機嫌な「わたし」をつくる47のポジティブ習慣」を読み終わりました。
全体的な感想と、心に残った学びを6つ紹介したいと思います。
全体的な感想
難しいことは書かれておらず、晴菜さんの実体験や実例を元に書かれていて、とても読みやすかったです。タイトル通り、47個のポイントがあるのですが、1つのポイントが3ページくらいの構成で、大事なところは黄色ハイライトされています。
内容は、要点だけを抜き出すと、既にどこかで耳にしたり読んだことがある内容も多いかもしれません。実際にこの本の中でも、参考にされた人や本が度々出てきますので、その人のインタビューを聞いたことがあるとか、本を読んだことがある、という人は「ああ、あれね」と思うかもしれません。
この本では、そのどこかで聞いたことがある内容について、晴菜さんが実際にどのように落とし込んだか、工夫しているかを紹介されています。しかもそこまで難しいことでは無いので、「この方法だったら私もできるかも」だったり、「そんな方法があるんだ、やってみよう」という前向きな気持ちになってきます。
また、初めて触れる習慣もあったりして、新鮮でもありました。
学び
私が読んでいて特に心に残ったこと、実際に取り入れてみたいと感じた習慣を6つピックアップします。
内容については深く触れていませんので、気になる方は是非ご自身で読んでみてください。
※タイトルの前の数字は本に記載された習慣の番号です。
01 無理にポジティブになろうとしなくて大丈夫!
「感情」はコントロールできないもの、変えられないもの、悲しくても無理にポジティブでいる必要はない。でも、「思考」は自分で選択できる。
いつもポジティブでいたい、でもいれないこともある、と悩むこともある私にとって、まず一番最初に「無理にポジティブでいる必要はない」と言われたことで、気持ちが楽になりました。
04 自分が輝くための「強み」を見つけよう!
自分の「苦手」より「得意」や「強み」を伸ばすほうが、自分なりの武器を見つけやすく、より輝ける道を見つけられる。
ここで紹介されていた以下2つについて、読みたい本リスト、やりたいことリストに追加。
自分の強みを見つけるヒントになると思いました。
【読みたい本】
「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー 2.0」
(ジム・クリフトン (著), ギャラップ (著), 古屋博子 (翻訳))
【やりたいこと】
ストレングスファインダー(ギャラップ)での強み診断
15 仕事では「代わりのいる存在」になろう!
「自分の代わりに自分の仕事ができる人がいると、自分の存在意義が脅かされる気がして、不安や危機感を覚えてしまう。」すごく心当たりがありました。
「あなたにお願いしたらなんとかなる」「あなただからできている」と言われて、安心して嬉しくなって、どんどん仕事を引き受ける、そしてパンク寸前、、身に覚えがありすぎます。
お笑いコンビ キング・コングの西野亮廣さんは「できるようになったことはもう興味がないから、どんどん人に任せて、自分は次の新しいことをやる」と話されていたそうです。
「確かに!」と思いました。
できることにしがみついて自分が新しいことにチャレンジするきっかけを失っていないか?と考えさせられました。
19 「相手を変えたい」願望を完全に手放す!
チームで働く時、人をマネジメントする時、「相手を変えようとしない」ことが重要。でも、実際、自分が行動してチームをよくしようと考えたとき、「自分が変わったのだから、相手も変わってくれるはず!」と期待してしまう。
これも身に覚えがありました。結局変わってくれないことに「なんでなん!?」って苛立って、悪循環でした。
お手本を見せるのではなく、「自分が楽しむ」ことだけに意識を向けて行動することを最優先にする。
そうすることでなにより気持ちが楽になり、自然とポジティブなムードになる。
会社でも家庭でも取り入れられるマインドなので、真似したいと思います。
39 得意な「話すこと」を意識した発信スタイル
晴菜さんはYoutubeやVoicyで「話すこと」でアウトプットしています。
アウトプットの場があることで、日常のあらゆるインプットの質が格段に上がると実感されたそうです。
「「発信するならどう伝えよう」という視点を持つことで、本を読む、人と話す、買い物をするという何気ない日々の出来事についても、より深く、正しく理解するようになった。また、言語化する過程は思考が整理される貴重な時間になる。」
まさにアウトプットとしてブログを始めた自分に深く刺さりました。
41 SNS上のネガティブな意見とどう向き合う?
SNS上のネガティブコメントについては、SNSをしている限り避けられないものだと思います。
それに対し、「このシーンはそう受け取られる可能性があるんだ」という気付きを得られる可能性もある一方、「たった一人のネガティブな意見に引っ張られない」ことも大切にしているそうです。
SNSに限らず、ネガティブな意見を受けた時の考え方として意識したい考え方だと思いました。
最後に
晴菜さんの明るい人柄や努力、そして悩みを乗り越えた方法がぎゅっと詰まった本でした。
また時間を置いて読んだら心に刺さる箇所が違うと思うので、時間を置いてもう一度読みたいと思います。
どの習慣にも、日々の暮らしを前向きに変えるヒントが詰まっていましたので、興味を持たれた方は、ぜひ手に取ってみてほしいです。
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